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ファーマー

Author:ファーマー
風とともに生きよ。 土とともに暮らそう。
3万円で軽トラ買いました。

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※予想の斜め上をいくような、ぶっ飛んだコメントお願いします


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別荘

当初は土地を売る事も考えていたので、道から入ってすぐ駐車スペース、次にバイク置き場があって家があり、その向こうに小さな畑をイメージして小屋を建てたので、結果家と家が近くなってしまった。

テントで生活していて小屋へ移る前日の夜、隣にある別荘の人がやってきたので軽く挨拶した。別荘の人は、翌日の朝7時から物置にある芝刈り機を出してきて芝を刈りはじめた。
私がロフトへ上る為に自作した梯子を使って外壁の合板をビスを留めていると、「脚立ありますよ、使いますか」と声をかけてくれる。この小屋に興味があるのか、小屋を自分で建てようとしている私に興味があるのか知らないが色々と質問された。
「水道はどうしてるのですか?外にある水道自由に使って下さい」と色々とよくしてくれるので、今私が持っている物の中で唯一、人に渡せそうな物、富士山を見に行った時に買った日本酒を引越しの挨拶の品として贈呈した。
下水について聞くと、私の土地の反対側へと流して自然濾過しているそうだ。「本当はよくないんだけど、昔の基準の家だから」と言っていた。
建てなくてもいい所にわざわざ家を建て、井戸を引かなくていいところに井戸を引き、その水を汚して大地へ返す。家を建てて何をやっているかというと、四季折々の木を植えて、それをたまに来て観賞する。
そしてわざわざ芝を生えるようにしておいて朝7時から芝を刈る。別荘。金を持つ者だけが許される道楽。こういう事で経済はぐるぐる廻っているのか。

偶然人伝に聞いたのだが、その別荘の人は医者で、この私の土地も欲しいと思っていたそうで、私が家を建てていた事を残念がっていたそうだ。

この土地の元の所有者は誰の物だったのか叔母に聞いたら、私のお祖父さんの土地だったという。
それを聞いてからこの土地を売ろうとは思わなくなった。お祖父さんに会った事はないが、お祖父さんは開拓者で、若い時に仲間と一緒にここら一帯を開拓したそうだ。道なき所に道を作り、家なき所に家を建て、農業と畜産で成功しこの村を発展させて村長になった。
図書館に行って歴史を調べれば、その事が書いていると親に言われて街の図書館へ行ったが、当然大阪のとある市立図書館にそんな本はある訳はなく、当時小学4年だった私は単にすごい人だったんだなとしか思わなかったが、今になってそれがどんなにすごい事か本当によく分かる。
今となってはこの村の誰もお祖父さんの存在があってこの村があるなんて誰も知らない。
お祖父さんが残した数々の土地も人手に渡ってしまい、残ったのは従兄が住んでる所と狭いこの土地だけ。しかも砕石で埋め尽くされてしまっている。

お祖父さんのように仲間もいない私は、この土地を何年かかってでも一人で緑豊かにし、もう人手に渡る事のないよう守っていきたいと思っている。

コメント

GOOD!!

ファーマーさん!毎度です。

お祖父さんの話。

良い話じゃないですかぁ~!!

是非、今の土地、大切に維持してください。

「人」と「人」が理解しあうには色々な要素がありますが、

「思想」の他、「価値観」も大事な要素だと思います。

我々は我々でやってきましょう。

そろそろ、小屋の中が暑くなってきたかな・・・・・・?

毎度です。
隣の人は良い人なんです。
ただこの辺りは別荘がにょきにょきと建ってて電線に電柱ばっかりでなんだかなぁって感じです。
小屋の中は案外涼しいのですが、風が通るようになればもっと涼しくなると思います。

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