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ファーマー

Author:ファーマー
風とともに生きよ。 土とともに暮らそう。
3万円で軽トラ買いました。

※協調性はありません
※予想の斜め上をいくような、ぶっ飛んだコメントお願いします


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蒸し暑い倉庫の中で 30分の休憩をとり
つめ込むだけのメシを食べて 届かない窓へ手を伸ばしている

小人閑居して不善をなす、酒は夥しく量が増えた。自分から話しかける事の少ない爽やか青年にも、「ファーマーさん、ずっと飲んでますね」と言われてしまう始末である。事実、夕食時から飲み始め、部屋へ戻ってからも飲み、最後は泥鴨の如く酔って寝ている。相変わらず酒を飲むだけ、虚空を見つめるだけの日々である。

以前の寮生活では、寮生が乗り捨てていった自転車を自分の物として、行動範囲が広がったのだが、ここには自転車が無い。もし自転車があったとしても周囲にはコンビニ一軒も無い僻地である。爽やか青年も「暇やな」と暗黒の呪詛のように呟いている。

工場の仕事というのは単調なものである。ライン作業の場合、五分あれば覚えられるぐらい簡単な作業の繰り返しである。体の同じ部位だけを使うので、肩凝りや目の疲れが出やすい。あぁ疲れた。もう数時間経っただろうか。目も肩も疲れた。もう限界だ、と思い時計を見れば三分しか針が進んでいない、という有り様で、まるで精神と時の部屋である。精神的な修養、鍛練、その結果得られのは僅かな金だけで、その他には何もない。

仕事は五時に終わる。寮と仕事場も歩いて十分、風呂も飯も勝手に用意されるので時間が余る。談話室にマンガがあったので、部屋へ持ち込み、爽やか青年とずっと読んでいた。ONE OUTS、鳳、
ずっと読みたいと思っていた闇金ウシジマくん。

人生の落とし穴がそこらじゅうにあいている。

ちょっとした穴に
見えても
実際、深過ぎて、
一度落ちたら
上がれない。

でも本当は
……………

誰かが
手を差し延べて
くれたら、

簡単に
はい上がれる
程度の穴なの
かもしれない。

敵を作れねエのは
善人ぶって
自分に嘘を付く
弱い人間だ。

閉塞感が漂うひどいマンガである。鬱々としていて救われない。普通に生きている普通の人さえも相保証で追い込まれる。糧を得るために、限りなく黒に近いグレーな事をしていた時期もあるものの、金融屋だけは未経験だなと思ってみると同時に、よく闇金に手を出さずにやってきたとも思う。ふらりふらりと放蕩する根なし草ではあるが、危険を速やかに察する嗅覚と、直感のみに頼ってきた結果が、良くも悪くもこの現状なのだろう。
今は、それらも読み終えて、私も「暇やな」と呟いている。

私は尾崎が大好きだ。特に最初の三作が好きなので、それ以外はあまり深く聴いておらず、「酔いどれ」という曲がある事も、恥ずかしながら今知った。歌詞はとてもいいのだけど、曲はいまいちで残念である。やはり初期が良い。
酒に酔っては「僕が僕であるために」を歌いボロボロ泣いてしまう。全力で生きる尾崎の姿に泣いてしまう。DVDでFreeze moonのライブを見ては、MCに泣いてしまう。
「なぁみんな、夢はあるかい?夢を追い続けていくことができるかい?決して、決して自分に負けたりしないかい?決して夢が消えないように、そして夢が押し潰されてしまわないように、いつまでも俺は叫び続ける」
尾崎との約束を守れなかった自分の不甲斐なさにボロボロ泣いてしまうのだ。
尾崎が十代の時に作った曲が、いまだに私の心を捉えて離さない。尾崎は26であったが、偉大なロッカー達がそうであったように、太く短く、桜のように咲き、桜のように散る、全力で生きて27歳で死ぬ事が本望であったが、死なずに生きているという事は、偉大なロッカーではなかったという事。その歳もとうに過ぎて出がらしのように薄っぺらな人生、無味乾燥な日々を惰性で過ごしているだけなのだ。

「世の中になんの不平不満もないやつに物書きができてたまるか」
という作家の発言があった。全くもってその通り、不平不満の叫びが小説になり、不自由だったから自由を叫んで曲になった。
なら私は、何を叫んで何を創造すればいいのか。それすらも分からずに虚空を見つめるだけ、酒で慰撫するだけではあるが、同時に、春の日の暖からんことを、次に昇る日の、美しからんことを願っている。


コメント

尾崎!!

ファーマーさん

お久し振りです。

「予想の斜め上をいくような、ぶっ飛んだコメント」が出来ず、

メッセージ躊躇っていたのですが、思わず「尾崎」に反応してしまいました。

地元は違いますが、一人暮らしを始めた時から、

かれこれ約20年、尾崎の地元(出身中学)の近くで生活しています。

薬で捕まり、謹慎中、度々物思いに耽りながら歩く尾崎が

目撃されていたそうです。

都外に引っ越しても、越境してまで通いたかった学校だったそうです。

自分もファーマーさんと同じで1~3枚目が好きです。

それ以降はCD、全て持ってますが、余り聞きません。

明らかに違うんですよね!!

上手く表現できませんが・・・・・。

月に1,2度、TSUTAYAに行くのですが、

路地を挟んで対面に尾崎の出身中学があります。

いつもバイクで行くのですが、自分の心の中では

毎回、「15の夜」が流れています。

お久し振りです。
やはり初期の三作がいいですよね。10代の心の叫びに共感してしまう我々は、大人になりきれない子供、フリークスなんでしょうか。

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