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ファーマー

Author:ファーマー
風とともに生きよ。 土とともに暮らそう。
3万円で軽トラ買いました。

※協調性はありません
※予想の斜め上をいくような、ぶっ飛んだコメントお願いします


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穏やかすぎる年越し。そして新年。正月らしくS青年とゲームに興じ、パワプロで対戦をした。いつも通りS青年がいなくなった後は、いつも通り昼間から酒を飲み、新年という事でELLEGARDENのNew Year's Dayを何度もふんふん唄い、青臭い歌詞に青臭い思い出を重ねるように過ごした。

私は酒に溺れているのか。だとすれば、溺れ死なないように泳ぎ方を覚える必要がある。土左衛門とならぬよう我が身の事で背一杯。人を背負って山を登るなど夢のまた夢。本質は酒ではなく、社会を、世の中を、こんな時代を、世間体というものを、一生を、溺れ死なずに泳ぎきる必要があるのだ。どこに流されるのか知らないまま 、どこで折り合いを付けるのか分からないまま、妥協点を見出だせないまま、青臭いまま、さよならだけが人生 、という事を知る程には歳をとってしまった。

恋に夢見ているような齢の女子と街を歩いた。コーラを装った濃いコークハイを隠れるようにちびちびと飲んだが、酒臭い息を吐く事により、恋の夢を現実でもって打ち砕いた。酒が二人の住む世界を分かち、偶然はいつも通りの日々へと収束していった。

雪が降った。ふかふかの新雪。何処までも広がる白い絨毯。来年の今頃はこんな雪上をカブで走り回っているはずで、この労働の日々は全てその為にあるのだ。遠い北の大地に思いを馳せると、相好を崩してしまい、そんな姿を隠す為に頭から雪へ飛び込んだ。
「自分から雪に飛び込んどるで、当てたれ!」
S青年のそんな声と共に雪玉が飛んできた。これまた大阪出身、二十歳過ぎの小太り青年も雪玉を私に投げてきて 、私はそれを背中で受けた。すかさず雪玉で応戦し、程無くして三人は雪まみれとなった。そんな格好のまま、 固く握った雪玉でキャッチボールをした。酒ですっかり鈍ってしまった身体の息は上がり、苦しくなった。
「傘で打ちますんで投げてきて下さい!」
そう叫ぶK青年に対し雪を投げ、K青年が振った傘は見事雪を捉え、砕かれた雪は紺碧の空に高く舞って煌めいた。その刹那の輝きだけが私の胸に残った。

コメント

五木寛之の世界でんな

臭いですな

創作もまた、良し。
いささか臭いものの、まあ名文といえるでしょう。

とにかく、生きていくしかありません。

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